今回のテーマは村上 龍 作 「おじいさんは山へ金儲けに」 より学ぶこと
Point1

・投資というのは、今はお金を使わないで将来のリターンを得ようとしていること。将来どんな仕事をしたいのか、その仕事をするためにはどんな知識を持っていた方がいいか。そのためにはどんなアクションが必要なのか。それに対してどのくらい時間をかけるのかということも、そこに働く考え方は投資である。
どのくらいのリスクがあるのかということの見当をつけながら、それによって何が得られるのかを考えないといけない。

Point2

・時間の経過につれて将来も現実的になっていくので、ある時点で将来と現在を見比べて判断し、その判断に対して調整することを、毎回やることを惜しまない。
Point3

たとえばある会社の株にお金を賭けるということは、その会社の活動に参加しているということになる。。
ギャンブルと投資の違いは、環境のことを考えた会社の株を買ったりだとか、自分の応援している会社の株を買うとかで、リスクはあるものの、投じた価値が将来増えることが期待できるというもの。投資家がある対象にお金を投じるか投じないかということで、世の中で現実に行われることが変わる。

Point4

・買わないでいて半年後にもったいなかったと思うのはいやだなあという心理に追い込まれるのは非常に損である。
その時点で見送っても、損をするのは売ろうとしている側で、見送った自分の意思決定は決して損にはなっていない。
何かを決定するときに、「自分はこうだと思ったが、このきっかけが誰かから聞いたせいではないか?」という風に、それはどういう理由に基づいているのかという反省の仕方が、技術として必要である。

Point1 将来の不安に備えるために生命保険を利用しよう!
生命保険は生活していくなかで起こる巨額な費用の出費などから自分と家族の生活を守ってくれるものです。もとは、沖縄のモアイのような助け合いの精神から生まれたもので、少数の人たちでの運営では、継続することが難しいため、しっかりした組織が運営主体となり、保険を事業として行う保険会社が生まれました。
Point2いろいろある生命保険
大きくわけて2つの機能
①保障機能・・・死亡した場合に残された家族の生活が保障される死亡保障と、
病気になった場合、治療費が保障される病気保障がある。
いろいろな保障保険 終身保険(保障が死ぬまでつづく保険)
定期保険(保障期間が限定されている保険)
定期つき修身保険(定期と修身を組み合わせた保険)
医療保険(入院したり、手術を受けたりした場合に給付金が
支払われる保険)
②貯蓄機能・・・資金を運用することによってお金を増やす機能。
いろいろな貯蓄保険 養老保険(死亡などの保障は少ないが、満期に支払った保
険料に配当金が高くもどってくる保険)
こども保険(子どもの年齢や入学時期に合わせて祝い金を
受け取ることができる保険)
個人年金保険(60歳や65歳など一定の年齢を超えると
受けとることのできる年金型の保険)
思いもよらない突然の大きな出費のときに備えることのできるものが保険で、貯蓄を重視するなら預貯金です。